新型コロナによってバングラデシュでもすべての学校が2020年3月26日から閉鎖され、未だに再開されていません。そんな中、私たちが支援しているバングラデシュの6地区にある42の学校の5000人の生徒たちが、感染を避け安全に暮らせるようにとのパートナー団体であるBDPの要請に応えて1万枚のマスクと1万5千個の石鹸の緊急支援を行いました。
6月末には庭野平和財団より追加の緊急助成金を得られることになり、各学校に手洗い場の設置やトイレの改修を行い、教室を除菌して安全に学校を再開する準備行います。現在は、学校に一つのポンプ井戸しかありませんし、多くの学校のトイレが壊れていています。
ACEFでは次の段階の支援として、困窮家庭にマイクロ・ファイナンスの無担保・低利融資で小さなビジネスや野菜作りや養鶏で日々の現金収入を得る手段を支援したり、運営している職業訓練コースを再開しコース修了生に起業資金を貸し付けて、すぐに学んだ技術で仕事をできるように支援します。
早くコロナのパンデミックが収束し、バングラデシュの学校が再開でき子どもたちの笑顔が戻ってくるよう、是非夏季募金にご協力ください。